台風15号から1年(ブルーシートをエコバッグに)
台風15号から1年、当時の様子と今について、南房総市の
工務店「Re.TSUKURUL」福原さんにお話を聞いてきました。
当時、大変な状況にSNSで「緊急事態、助けてください」と
呼びかけるとたくさんのブルーシートや支援物資が届いたそう
です。(宅急便のトラック1台分全部が支援物資だったことも‥)
ボランティアも多い時で150人/日、支援物資の受付等のグループと
ブルーシート貼りをするグループに分かれて行なったとのことでした。
ブルーシート貼りは、11月までで500軒以上、それぞれの地域を
知っている職人さんを先頭に行ってもらうことで被災した方も安心
して任せることができた。「知っている人でいかにつながるかが大切」
とのお話でした。「ボランティアの方は、明るい方が多くみんなの笑顔に
励まされた。みんな同じ思いだったから楽しくできた。自分一人で
できたことではない」と福原さんはおしゃっていました。
1年経って解体も進み、ブルーシートの屋根も少なくなりました。
雨風に晒されながら頑張ったブルーシート、ご支援いただいたブルー
シートを無駄にしたくない。という思いから、使用済みブルーシート
でエコバッグを作り、日常で使ってもらうことで『人をつなぐ、まち
創り(ブルーシートのRe.活用・防災意識の向上・生きがいの創出)』
を実現するプロジェクトが始まるとのことです。
エコバッグは、「安房MAP 柄」地図にびわや伊勢エビなど名産も
描かれ、房総ならではのバッグになっています。
あの時のことを忘れずに、私達に出来ること・伝えられることは何か
考えていきたいと思いました。
千葉5区ブロック委員会