食品ロスについて考える 〜みらいにつなぐ、もったいない〜
12月11日(水)、コーププラザ大宮クッキングルームにて埼玉中部ブロック委員会主催「食品ロスについて考える〜みらいにつなぐ、もったいない」を開催し、18人が参加しました。
1部 食品ロスの学習会
コープデリ生活協同組合連合会CSR推進部の職員よりお話いただきました。日本における食品ロスの量は年間約643万t (平成28年度)、国民1人あたり1日にお茶碗1杯分捨てられている計算になります。そのうち家庭系食品ロスは291万t で、事業系食品ロスにも消費者の購買行動 (棚の奥から新しいものを選ぶなど) によるものも内包されているそうです。今は食べものに感謝する機会が減っているのでは…と、絵本「いただきます」のご紹介もありました。絵本に言葉はなく、ごはん、みそ汁、ハンバーグなどから生産者や販売者を思い出している子供の顔が描かれています。食品ロスは1人1人の心がけで変えられると感じる学習会でした。
2部 ナガサキ平和の旅に参加したブロック委員の体験談
8月7日〜9日、小学校5年生のお子さんと一緒に平和の旅に参加した体験談、お子さんが夏休みの宿題でまとめた掲示物を使いながら、平和の旅の内容や被爆者の証言、世界の核兵器の現状などをお話しました。お子さんは平和の旅に参加して、改めて命の大切さを感じ言動に変化が表れたそうです。
3部 すいとん作り
食べ物に感謝して、なるべく廃棄量を少なくできるように「すいとん」を作りました。大根と人参の皮はごま油で炒めて、だしを取った味パックの中身としょうゆで「きんぴら」に、小松菜の根元で「薔薇のおひたし」も作りました。各台ごとに野菜くずをビニール袋に入れておいてもらい、最後に計量して… 平均25g! 食品ロスを意識して、皆さんで楽しく調理しました。「co-opカカオを味わう濃厚チョコレートケーキ」「co-op国産17素材のブレンド茶」と一緒に試食して交流しました。
参加者からは「食品ロスについて考え直すいい機会になりました。」「原爆の話がとても心にささり涙が出ました。」「平和の大切さについて子供と話す機会をもっとつくりたいと思いました。」「すいとんが美味しかったです。残り野菜で冷蔵庫の整理もかねて家でも作ってみようと思います。」「3部構成のどれもためになる企画でした。」などの感想をいただきました。
埼玉中部ブロック委員会
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